青春を山へ

登山記録と過去の登山を日記風に綴っていきたいと思います。

2014夏の富士山登山行



僕は立山から帰るとすぐに富士山に向かいました。


毎年恒例の富士登山。もうこれで七回目ぐらいになるのだろうか。


単独で挑むといつも自分との闘いで様々な感情がぶつかる。それを制して日本一というピークに立つのは、やはり快感でありその後の自信と繋がる。


この時は、いつも通りに五合目まで車で行って少し仮眠してから登ろうとしていたが、スバルラインがまさかの通行止め。シーズン中は通行禁止なるのを初めて知った。いつもシーズンが過ぎた9月に登るのでその事を知らなかった。


山麓に有料の駐車場があるのでそこに止めてシャトルバスで五合目まで向かう。




仮眠が取れないので9時には五合目にいたが10時ぐらいまで順応も含めてだらだら過ごし出発する。


一年があっという間に過ぎていってあっという間に終わるのを最近は強く感じる。


自分は、去年よりどう変わり成長出来たのか。


そんな事を考えながら星空を見ながら歩く。色々な人との出会いと別れ。この年の僕は、自分の会社が大きく揺れた時期でもあって精神的にキツかった時である。全てを失ったけど残ったのは山だな。って思っていたと思う...。


富士山はペース配分さえわかってしまえば単調な道を歩くだけ。前みたいな感動はもう得られないのかなと残念だが前に進む。


そして1時30分ぐらいに山頂に到着。

だいぶ早く着いてしまった。 


日の出までは、まだまだ時間がありする事もないので食事の準備に取り掛かる、



と言ってもコンビニで買ったおにぎりとカップヌードルだけだが。



この日は風も強く体感温度がやけに寒い。

やはり標高が高いからあと何時間もこの寒さを耐えないといけないかと嫌になる...。しかし太陽を待つしかない。


毎回思う事だけど太陽は本当に偉大だなと思う。この強烈な寒さを一瞬で優しく包み込み温もりを与えてくれる。


日の出一時間前。なんと空はガスっていてまさかここまで待ったのに拝めないのかと絶望感がこみ上げてくる。いやしかしもう寒さの限界である。



周りはシーズンとあってか外国人だらけ。もはや日本人の会話がない。ここは日本か?と思うよなシーズンの富士山。


ちょっと寒さを紛らわすために歩きまわっていると


ガラガラ~と山頂の山小屋が開く。


一斉に登山者がなだれ込む。すかさず僕もその中に喜んで飛びつく(笑)


このときのサプライズ瞬間を神様~と心のなかでお礼をした。


知らない人達と暖かさを喜び合いカップヌードルをすする。


そうしているうちに空は明けてガスがやはり出ているが日の出を拝む事が出来た。




寒さは残るが、写真を撮って下山することに。

年末年始雪山合宿

僕とkで行きつけのBARに集まり年末年始の登山行の打ち合わせ。


僕は前回の赤岳に行ってきたのもあり年末年始は八ヶ岳でもう一度アイゼンとピッケルワークの基本的技術力の取得をしようと話す。今後は冬季バリエーションルートを進むので確かな基礎力を高めアルパインクライミングに挑もうという事に決まりました。




本当は今年僕は富士山で連日登頂をするトレーニングをしてました。


その目的のひとつに年末年始は富士山を視野に入れてました。

もちろん今の技術では山頂には行けないので行けるところまでの山行。


ただ、バリエーションも経験してないのに何かのトラブルに見舞われたら対処する経験値がないために今回は見送りました。


年末年始の登山は、28日に山入りして赤岳鉱泉小屋に。


29日には赤岳鉱泉~赤岳~阿弥陀岳~赤岳鉱泉。


30日に赤岳鉱泉~硫黄岳~本沢温泉小屋


31日に本沢温泉~硫黄岳~横岳~赤岳展望荘


1日に下山するという山岳部並みの休みと山行。予算の算出とルートの所有時間の計算。バスと電車の問い合わせなどなど。仕事並みの段取りと手配を済ませ一通りの前準備を終えました。



4泊5日と長く山に入るのでしっかりと八ッで学び八ッで遊びたいと思います。


1月からはバリエーションルートの検討しているので頑張って技術を高めて行きたいです。


立山連峰

しばらくぶりの投稿になります。kです。先日に管理人がアップしていた立山の話を自分目線から、コメントしようと思います。


以前から、長期休暇をとり、どこかの山へ自分にとっては、未経験のテント泊へ行こうと、管理人と休暇だけをとり、行き先も判らず、7月の半ばの夕方に集合した。


集合して、まず、行き先を確認してビックリした。


------富山県だよ------


はい!?本気?


行き先も判らず、そんなに遠くへ行くのは、勿論、初めてで、しかも、富山県と言えば、名だたる山ばかりで、登山初心者の自分でも、知っている。劔岳、立山、と有名な山ばかりで、自分の経験で行けるのか、一瞬で不安になった。


ただ、その時の日本海側の天気といえば、台風が近付いており、計画もたてられず、いざ、富山県へ。


ほぼ、ノンストップで管理人の運転で富山市に到着。


夜中に、なっており、空腹で入った飲み屋で、店構え的にあまり食事が、期待出来なかったが、時間も時間なので、早速、店内へ。

案の定、以前、スナックかと思われる造りで、益々、食事の期待度が下がる。しかし、お通しから期待を裏切られる美味しさ!富山県の食事への期待が高まる。


この日は、車中泊で就寝。


次の日、まず、温泉に向かい海岸線を走ること1時間ほどで到着。

温泉のお湯の良さに管理人と驚き、その後、海岸の洞窟や道の駅を巡り、あっという間に夕方になり、氷見の名産のひとつの"氷見牛"を食しに。


霜降りのすき焼きである。


驚きの旨さでした!都内で食べると3~4万は、かかるであろうクオリティが手が届く価格で、みなさんも是非、富山に行くかたは、おすすめです。


この日は、次の日も台風予報で、深酒をしてしまい、起きたら昼前で、昨日の余韻を、楽しみたく昼食から、氷見牛の焼肉へ行き、天気をチェックして、天気が晴れに。急いで、ロープウェイ目指して移動し、テント泊の食事の買い出しにスーパーへ。


ギリギリバスに間に合い、室堂到着。


ここからは、本格的な山行である。



続く