青春を山へ

登山記録と過去の登山を日記風に綴っていきたいと思います。

百名山ハンター

20、21歳と富士山を登頂して登山に興味が出てきた僕は、

次に日本百名山に目標を定めた。


ガイドブックを買って早速登山計画を練りだした。

まだ登山の事なんて何も知らないから山の名前すらわからない。


ただ「岳」という漫画は読んでいたので穂高岳の存在はわかっていて経験を積んでいつかは行ってみたいと思っていた。


ガイドブックには初心者、初級、中級、上級、ベテランと山のレベルがおおざっぱに分けられていたのでまずは、初級をクリアしていこうと考えた。


そしてまず登った山が群馬県にある赤城山だ。


ここは会社などで新人研修に登らせたと知人から聞いていた事もあり

僕も新人研修だと思って赤城山に向かった。なにより登山口麓の湖を散策してみたいとガイドブックをみて思った。


その日も仕事が終わってから高速道路を使い駐車場に到着。

季節は秋頃ではあるが山のなか、夜は冷え込んでいる


知人と二人で晩飯の支度に取り掛かる

僕らがチョイスしたのはキムチ鍋だ。



昼間は暑かったけれどもキムチ鍋を用意して正解だった。食べ終わってからは焚き火をしてビール片手にゆったりとした時間を過ごす。


今でもこういう雰囲気は好きで、登山前の非日常的な解放はたまらない


車中泊をして翌日を迎える。


赤城山はコースタイムは短いもののなかなかの急登だったような記憶がある。

まだペース配分も出来ずに登っていたので無酸素運動になっていたんだと思う。


いくつかの坂と階段を登ると景色が広がりをみせる



秋頃とあって紅葉の色が色ついていて興味がなかった景色に惹かれていくのを感じた。


景色を楽しみながらようやく山頂に到着。



時間はお昼前ではあったが山頂といえばラーメンである。



山の棒ラーメンは栄養素が高く山登りの為に開発された食料なので現代の進歩に迷わず頼る僕は、すかさず選んだのがこの山の棒ラーメンである。


食事をすませ下山する。


下山するときに何人かの人とすれ違い挨拶を交わす

下界ではまずない光景だ。


そして、無事下山口に出る


駐車場まではアスファルトの上を歩く



横の景色を楽しみながら駐車場に向かう



駐車場の先に覚満淵の散策路があるので、そちらに向かい僕が楽しみにしていた湖の散策に出掛ける


山登りではないけれどなかなか乙な遊びである。



散策を楽しみながら次の登山計画を話す。次はどこに行こうか?